ゆうちょ銀行のキャッシュカードにSUICAの巻
ネット銀行が普及してはや10年以上経ちますが、今でもメインバンクは「ゆうちょ」という方も多いと思います。特に北海道では、郵便局はどんな田舎にもあるのでお金の出し入れに郵便局を利用している方が多いんじゃないかなと思います。
郵便局のATMを利用するときは、殆どの方がゆうちょのキャッシュカードを利用していると思うのですが、そのゆうちょのキャッシュカードにSUICAが付けられることは、道民の間ではあまり知られていないのではないかと思います。
ゆうちょHPより
北海道ではJRに乗る際にSUICA(:KITACAと相互利用可能)が使える場所があまりないので(下記の図参照)「SUICA関係ねぇし」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、そんなことはありません。
SUICAがあれば地下鉄にも乗れるし(地下鉄用カード「SAPICA」のほうがポイントがたくさんつくので、よく地下鉄に乗る人はSAPICAのほうがお得。ただ私はたまにしか地下鉄に乗らないのでSUICAを使っている)、セイコーマート等道内にあるほとんどのコンビニでSUICAが使えます。
そしてなにより、私を含む多くの道民にとって、東京等の都会に行き電車に乗らなければならない場合、SUICAほど心強い味方はありません。切符を買うのに並ばなくていいし、「新宿から池袋まで行くのには何円の切符を買ったらいいんだろう…」などと悩むこともありません。今やSUICA無しで東京で電車に乗ることなど考えられません。
常にゆうちょのキャッシュカードを財布に入れていて、かつ1年に一回、いや、2年に一回でも東京・大阪・名古屋等に行くことが有るという方は、ぜひゆうちょのSUICA付きキャッシュカードにすることをおすすめします。
ただし、ここにちょっとした落とし穴があります。北海道内ではSUICA付きのキャッシュカードを発行することはできないのです(泣) 発行できるのは、青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・山梨県・長野県・静岡県内のゆうちょ銀行および郵便局の貯金窓口のみです。
ですので、道民は上記の県に行った際に、そこの郵便局で発行してもらうことになります。すでにゆうちょキャッシュカードを持っている方は、カード裏に磁気(黒太の線)がついたカードの場合は無料で、すでにICチップ付きのカードをお持ちの場合は手数料1000円でSUICA付きに切り替えできます。
1000円払う価値があるかは人それぞれですが、無料で切り替えできる人は間違いなく切り替えたほうが良いと思います。ちなみに私はゆうちょのICキャッシュカードとSUICAカードをそれぞれで持っていたので、1000円払って統合しました。財布に入れておくカードが一枚減ったのでスッキリです。